EdgeRouter firmware アップデート手順備忘録

我が家ではルーター機能と無線LANアクセスポイント機能を分離するために、ルーターにEdgeRouter Xを利用しています。EdgeRouterは国産ルーターにはない機能が多く搭載されている他、firmwareアップデートが頻繁にあるためセキュリティ面で安心感があります。また、無線LANアクセスポイントと分離していることでアクセスポイントの配置の自由度が上がるメリットもあります。

基本的なアップデート手順は以下のとおりで特に難しいことはありません。

しかし、上記手順でアップデートするとうまくいかないことがあります。この原因は古いSystem ImageがEdgeRouter内部ストレージに残っており、新しいSystem Imageを格納できないことが原因で、Web上からは原因も対応方法もわかりません。このため、最初にアップデートに失敗したときには、原因を見つけるまで多くの時間を費やしました。

再度アップデートをしたときも再度Webを探しました。ネット上から情報が消えるとアップデートができなくなる恐れがありますので、System Imageの削除方法の備忘録を残しておきます。

夏祭り焼きそば担当Tips

地域の夏祭りのお手伝いで焼きそば担当となりました。焼き上げるのは全部で8kg、でも一度に焼けるのは1kg、計8回の焼き作業が必要になることになります。

担当とはいっても所詮は素人、勘に任せてヘラを奮うと焼きそば品質が一定しません。道具もそれ専用ではなく小さいものなので、屋台のように豪快にへらをふるうと具をこぼしてしまい、無駄が生じます。さらに繰り返し作業を忌み嫌うソフトウェアエンジニアとしては4回目あたりで飽きが来るのは明白。

そこで、楽に作業をしつつ顧客満足度を維持し、かつアウトソーシングも可能な作業手順を3回のトライアルで突き詰めた結果、以下がわかりやすくてよろしいかと思われます。

  1. 熱を十分に行き渡らせた鉄板に油を引いて強火で油を熱し、煙が出た直後に肉や炒まりにくい野菜(人参、玉ねぎなど)を投入
  2. 十分焼けたら鉄板の四隅に寄せて野菜投入。
  3. 強火を維持して鉄板全体に野菜をならし、肉が焦げないように肉を上に置き1分待つ。
    キャベツなど水を多く含んだ野菜から水分が落ちるので焦げることはないです。
  4. キャベツなど葉物野菜がしんなりしてきたら肉をどけて野菜をかき混ぜ、再び鉄板にならしてさらに1分待つ。
  5. 炒まる寸前くらいで野菜を火から遠い鉄板の四隅に避けて、真ん中に麺を投入しビールを少々かけて麺をほぐす
  6. 麺を鉄板に広げつつ四隅の野菜を上にかぶせて鉄板全体に麺を広げる
  7. ビール缶半分を注いで2分ほど麺を蒸す。
    蒸気が逃げないように野菜で蓋がされているところと野菜が焦げないようにしているところがポイント。
  8. 蒸気があるうちに、麺を露出させソースをふりかけて肉野菜ごと混ぜる
  9. ソースが絡まったら天かす一袋をかけて混ぜる。水分を吸わないうちにさっと終わらすこと。
  10. お皿に取り分けてさっさと食べてもらう。

まず野菜を炒めておき、これで麺を蓋して蒸す、というイメージを伝えると理解しやすくアウトソーシングも簡単です。火加減調整といった技もいらず、かつ焦がすこともありません。品質もほぼ一定でヘラを奮う作業も最小限に抑えることができ、それでいて顧客満足度は十分です。

この夏、焼きそば担当の方はお試しあれ。

キーボード単位で配列を変える方法(Windows7/Windows10)

WindowsでノートPCのキーボード配列が日本語、外付けキーボードは英語という場合、外付けキーボード側は日本語として認識されてしまいます。コントロールパネルで英語配列にするとノートPC側のキー配列が英語になってしまい、Windowsの標準設定では日本語、英語キーボードを同時に使用することができません。

ですが、以下のようにレジストリを直接編集することでキーボード毎に配列を変更することができます。

  1. 設定対象のキーボードを間違えないようにほかのキーボードをすべてはずし、通常キーボードを指しているUSBポートに接続しておく
  2. デバイスマネージャーでキーボードデバイスを開く
  3. 「詳細」タブのデバイスインスタンスパスを開き、値を記録する
  4. RegEditを起動し、以下のパスを表示する
    – HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID
  5. 「検索」でStep3のキーを捜す。過去に別のUSBポートにさしたことがある場合は、複数存在するので注意
  6. Device Parametersへ移動する
  7. KeyboardSubtypeOverride,KeyboardTypeOverrideを追加する

    1. 接続したキーボードが日本語キーボードの場合
      KeyboardTypeOverride=7
      KeyboardSubtypeOverride=2
    2. 接続したキーボードが英語キーボードの場合は
      KeyboardTypeOverride=4
      KeyboardSubtypeOverride=2
  8. リブートする

ご参考になれば。

Marloweもどきチョコレートプリン

調理道具

  • ボウル大     プリン液をつくる
  • ボウル小     チョコレートを溶かす
  • 茶こし      ココアをふるいにかける・プリン液を濾す
  • ガラス急須    プリン液を濾してプリン液を注ぐ
  • 蒸し器      VermicularかIH+蒸し器
  • クッキングシート 長さ30cm、蒸気を直接当てないようにする(蒸し器を使う場合は不要)
  • プリンカップ   100cc分9個もしくは300cc分3個(混合でも可) ※Morozoffのプリングラス(100cc)がおすすめ

材料(プリン9個分)

  • チョコレート    板チョコ一枚
  • 牛乳(豆乳)     400cc ※低脂肪乳は使わないこと
  • 卵         4個
  • 砂糖        60g
  • ココアパウダー   大さじ1
  • プリン用タブレット 9個 ※100ccで1個の割合(カラメルを多めにする場合は1個半)
  • ウイスキー     大さじ3 ※無くても問題ない

下準備

  • チョコレートを細かく刻んで、ボウル小にいれる
  • 卵4個をボウル大に割っておく
  • プリンカップにプリン用タブレットを1つずつ入れておく

調理

チョコレートを溶かす

  1. 刻んだチョコレートを入れたボウルを電子レンジで70度まで温める
  2. ボウルに牛乳100ccを入れて、電子レンジで再度70度まで温める
  3. スプーンでかき混ぜる

プリン液を作る

  1. 卵4個を割ったボウル大を秤に載せ、砂糖60gを計量しながら入れる。
  2. 砂糖が軽く混ざる程度に混ぜる。
  3. ボウル大にココアパウダー大さじ一杯を篩って混ぜる。ダマが無ければ OK。
  4. ボウル小に溶かしてあるチョコと牛乳300ccを加えてミキサーで10秒混ぜる
  5. ガラス急須の漉し器を使って濾しながら、プリン液をガラス急須に入れる
  6. (ウィスキーがある場合は)ウイスキーをプリン液に混ぜる

蒸す

  1. 蒸し器に水100ccを入れて沸騰させる
  2. 蒸し器にクッキングシートを敷く
  3. プリンカップにプリン液を注ぐ
  4. プリンカップを蒸し器に入れて30分蒸す。温度は95度(火はついているがお湯は沸騰しない程度)。
  5. 15分予熱で温めた後、取り出して粗熱をとる ※プリンカップの表面に気泡がない場合は固まっていないので追加で蒸す
  6. 冷蔵庫にいれて冷やしてできあがり

メモ

IHのコンロの温度がわからない場合は、温度が低いほうから試し、徐々に上げて確認するといいです。高すぎるとプリンが沸騰して吹きこぼれてしまい、リカバー不能です。

カラメルは自分で作ることもできますが火加減が難しく品質が一定しないので、素直にカラメルチップを買った方がいいです。時間短縮にもなります。

参考レシピ

Varmicularライスポッドレシピブック – チョコレートプリン

スーツケース破損の保険請求

旅行にスーツケースは必須です。旅行期間が短い場合は機内持ち込みサイズで荷物を収められますが、長期旅行の場合はどうしてもサイズが大きくなるため、飛行機搭乗時は預託手荷物として預ける必要が出てきます。

日本では預けたスーツケースは比較的丁寧に扱われるようですが、海外の空港ではスーツケースは結構ぞんざいに扱われることもあるようで、スーツケース破損の話も聞きます。

本稿ではスーツケース破損時の保険請求について記載します。

保険請求の方法

海外旅行保険などの損害保険に入っている場合、旅行中の携行品損害補償も含まれていると思います。

保険上のスーツケースの耐用年数は10年のようですので、これをベースに保険額を概算できます。少々高くても製造メーカーに頼むか、保険業者提携の安めの修理業者に頼むかは、補償限度額を確認して選ぶと良いでしょう。

耐用年数を示す算定基準書類

請求時には以下の資料が必要になります。

  • 出国日と帰国日、および渡航先を証明するもの(パスポートに押されたハンコ、e-Ticket、搭乗券など)
  • 保険証券
  • 渡航中に破損したことを証明するもの(航空会社の破損証明、第三者証明、自認証明など。フォーマットは各保険会社に従う。フォーマットがない場合は、日付と旅行中の破損を証明できる第三者の一筆があればよい)
  • 修理代金見積書(修理不能な場合は修理不能証明書)
  • スーツケースの領収書・保証書(購入日と価格の証明になります。ない場合は概算で可)

必要書類がそろえば、購入日と購入額から補償額が決まり、保険会社から補償額が指定した口座に振り込まれます。スーツケースの修理完了までは最短1ヶ月くらいは見た方がよいです。私の場合は部品を海外から取り寄せるため2ヶ月は見て欲しいと言われました。スーツケースの受け取りは宅急便で直送し、代金は受け取り時に支払うという形もとれるようです。

保険請求を円滑にするための事前準備

保険請求のためには証明書類が必要になります。スーツケースの領収書・保証書は取っておきましょう。

また、飛行機に預ける前にスーツケースの外装の全体写真も撮っておくとよいです。キャスター部分は特に壊れやすいので、拡大写真を撮っておくと安心です。

スーツケースの破損させないようにするために

そもそも請求に関する手間賃は補償対象外ですので、スーツケースは破損させないことが一番です。

自分で運んだりする場合はダメージを抑えるように扱うこともできますが、飛行機に預託手荷物として預ける場合はコントロールができません。

スーツケースが重いと、キャスターのほか外装にもダメージを与えやすく、取り回しもしにくくなり扱いもぞんざいになります。これは飛行機のクルーも同様かと思われます。

ですので、預ける時にはスーツケースは軽くしておき、重いものは別に頑丈な入れ物に入れた方が破損の可能性は減らせそうです。

皆様の一助になれば幸いです。